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LogMeIn

出先から自宅のデスクトップPCをリモート操作するために、Windowsの標準ソフトウェアであるリモートデスクトップ(以下RDP)を使用している。非常に便利ではあるが、実はいくつかの不満点もある。
会社の後輩はRDPの代わりに「LogiMeIn」というサービスを使っており、なかなか便利だというのでこちらも試してみることにした。
軽く試しただけだが、とりあえずLogMeInの○と×。ちなみに以下では、操作される側のPC(私の場合、自宅に置いてるデスクトップPC)をホストPC、操作する側のPC(私の場合、出先に持ち歩いてるNotePC)を操作PCと記述している。

○ホストPCがFirewallやProxyの向こう側にいても操作できる。
 もっともホストPCがInternetに全く繋がっていないようではさすがに駄目。
 RDPの場合には80/443ではないポートを使用しているため、Firewallに穴を開ける必要があった。

○ホストPCの画面解像度を変更することなく表示できる。
 これはホストPCの解像度が高く、操作PCの解像度が低い場合に問題になるのだが、LogMeInではホストPCの方が解像度が高い場合、操作PCにはホストPCの画面をスクロールバー付きで表示する。
 スクロールバーがいやなら、ホストPCの画面を縮小して操作PCに表示することも可能である(小さい文字は読めなくなるけど)。
 RDPの場合はホストPCの解像度を操作PCの解像度に合わせてしまうので、ホストPCで開いていた全てのWindowがリサイズされてしまう。
 後日、ホストPCに直接Loginしたときに、全てのWindowのサイズを一つ一つ直すのが非常に面倒であった。

○WindowsCEから操作しやすい
 Windows CEを操作PCとした場合、RDPに比べてLogMeInの方が機能が多く、使いやすい。
 特にFullScreenModeの使い勝手にかなりの差があるので画面解像度の低いCE機ではLogMeInに軍配が上がる。

○まだ試してはいないが、LogMeInはホストPCのアドレスが変っても大丈夫そうである。
 RDPの場合、ホストPCのhostnameもしくはIPアドレスを指定して接続する必要があるので、ホストPCがダイアルアップ環境などにいてIPが固定されていない場合には、使うのが難しかった。

△LogMeInを今まで敬遠していた理由は、速度が遅いのではないかと思っていたからである。RDPを使う前に他のリモートソフトをいくつか試したことがあるが、どのリモートソフトもRDPほどの速度がでなかったので、私の中ではRDPが最速と認識されていた。
 今回LogMeInを使ってみたところ、RDPと同等の速度が出ている感じである。十分満足のいく速度である。

×LogMeInの現時点における唯一の弱点は、「接続するまでに手間がかかること」。
 RDPの場合、リモートデスクトップクライアントを起動→接続ボタンを押す のわずか2ステップである。
 LogMeInの場合、ブラウザを起動→LogMeInにアクセス→UserIDとPasswordを入力→接続先を選択→接続ボタンを押す と5ステップもかかる。
 LogMeInへのログインを自動化するソフトも出ているようなので、導入を検討する予定。

実は今も、この記事をLogMeInを使ってリモート環境から書いている。ホストPCは1600×1280の解像度だが、それを操作PCの1024×768の画面に縮小して表示中である。
日本語の文字であればこれぐらい縮小しても問題なく読み書きができる。1024×768の解像度しかないPCの画面上に1600×1280の画面が表示される様はかなり感動的である。
これからはRDPをやめてLogMeInを使うことになりそうだ。
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FON

FONというサービスがある。
無線LANをみんなでシェアすることで「WiFiを世界中に無料で広げようとするコミュニティ」である。
FONへの参加の仕方は大きく分けて3通りあるのだが、もっとも一般的な参加方法は「自分の無線LANを無償で開放するかわりに、ほかの人の無線LANも無償で利用できる」という参加の仕方であろう。

以前から気にはなっていたが、1980円のFON無線LANルーターを購入するのに、600円の送料と300円の代引き手数料かかるのが割高に感じられて、参加せずにいた。
FONルーターを購入すれば、PrivateなWiFi環境も構築できるので、Nintendo WiiやNintendo DS、PSP、iPod Touchなどを持っていて家庭内にWiFiを構築したいと思っている人には「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」より安く無線LAN環境が構築できるというメリットもあるのだが、我が家のルーターはすでに無線LAN対応だったので、FONルーターを購入する必然性もなかったのである。

先日、久しぶりにFONのページを見たら、なんと送料+代引き手数料の無料キャンペーンをやっていることを発見した。どうもFONとライブドアが業務提携をしたことに伴うキャンペーンらしい。
FONは、個人が無線LANを開放するという特性上、住宅地にはアクセスポイントが多いが、ビジネス街にはアクセスポイントが少ない。ライブドアと提携したことで、ライブドア・アクセスが使えるようになり、ビジネス街でも使える場所が増えたのは喜ばしいことである。

ということで、早速FONルーターを発注。セットアップ時にWiFiにつながるPCが必要になったのは誤算ではあったが、無事にセットアップも完了した。
我が家の近くに来たときには、ぜひ繋いでみてください。
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LOOX U50 + Windows Readyboost

Windows Vistaに「Windows Readyboost」という機能がある。
これはUSBメモリやSDメモリなどの半導体メモリをキャッシュとして利用することでWindowsの高速化を実現する機能である。実メモリが追加しにくいNotePCなどには特に効果的な機能である。
LOOX U50でこの機能を使えば高速化だけではなくHDDへのアクセス減によるバッテリーの持ちの向上も期待できるし、良いことずくめのような気がしたので早速、試してみることにした。
幸いLOOX U50には「SDカードメモリスロット」が付いているので、これを利用すれば携帯性を損なわずにWindows Readyboostに対応可能である。使用するSDメモリは高速であればあるほど効果的なので「SanDisk Extreme III SD 2GB SDSDX3-2048-903」をAmazonにて5,380円で購入。これは読み書き20MB/Secという高速SDカードである。
さて、SAN DISKが届いたので、実際にLOOXに差し込む。Windows Readyboostで使用するかどうかを聞いてくるので、「使用する」を選択。
ところが、「メモリカードのパフォーマンスが十分ではないのでWindows Readyboostでは使用できません」の冷たいエラーが・・・。
そんな筈はないと、HDBENCHにてSDメモリの速度を測ったらRead:1.6MB/Sec、Write:3.7MB/Sec程度しか速度が出ていないことが判明。
ちなみに古いLet's Noteに同じSDメモリを差して計測したらRead:8.1MB/Sec、Write:14.1MB/Sec程度の速度が出た。

【結論】LOOX U50の内蔵SDスロットは転送速度が遅いのでWindows Readyboostには使用できない(T_T
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