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モバイル データ通信

 先日、某お客さまにとあるシステムのデモを行った。
 インターネットへはイーモバイルのD02HWを利用して接続したのだが、これが思ったより速度が出ず予定通りデモを進行できなかった。
 イーモバイルのD02HWは最高速度7.2Mbpsでの高速通信が売りだが、電波状態の影響を非常に受けやすいようで、電波状態が悪いとかなり遅くなるようである。実際、某所で測定したときに100Kbps以下だったこともあった。
 そんな中、docomoもFOMA HIGH-SPEEDで最高7.2Mbpsのデータ通信を始めたので、実測値としてどちらが速いか気になるところである。
 ということで調べてみたら、Radishにデータがあった。データはこちら
 これによると基地局の多さか、プロトコルの違いかは分らないが、docomoの方がかなり速いようである。docomoの場合、「使えないプロトコルがある」「通信量の上限制限がある」「価格が高い」などのデメリットもあるが速度重視ならdocomoの方が良さそうである。
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iPhone3G

ついに日本でもiPhoneが発売された。
旧iPhoneの発売日にはSunFranciscoのAppleStoreに並んだ私が、今日のこの日を逃すはずもありません。
朝からショップに直行して自分の携帯を新機種に変えてまいりました。えぇ、docomoのSH706iに(T_T)
だって仕事の都合でiアプリが動く機種じゃないと駄目なんだもん。

さてSH706iは、ぱっと見た感じ、iPhoneっぽいです。
しかも発売日は今日、7月11日。iPhoneにぶつけてきています。docomo版iPhoneぐらいの意気込みを感じます。
カタログにはタッチ操作ができると書いてあったので、それはもう、「を、ほぼiPhoneじゃないの?」なんて期待していました。
ところがタッチできる場所は画面ではなく、決定キーの周りだけ・・・全然docomo版iPhoneじゃないぞ(勝手に思いこんでただけですが)

しかし、携帯の機種変更もかなり面倒になりましたね。
昔なら、電話帳とメールなどをコピーすれば完了だったのですが、EdyやらSuicaやらANAのマイレージやら、お財布携帯の機能を使っているアプリについては軒並み移行作業が発生しました。
まぁ普段は携帯だけ持ち歩けば良いというメリットを享受しているので、これくらいは我慢しないといけないのかもしれませんが。

さて、SH706iの○と×
○VGA+の画面。QVGA画面と比べて、その差は歴然。メールやWebサイトの文字が非常に美しく読みやすいです
○高速通信。iモードサイト閲覧時のストレスが大幅に軽減されました
○薄く軽い本体(いや、もっと薄く軽い機種はたくさんありますが)
○ちょっと軽くなった操作感。SHシリーズ特有のもっさり感がだいぶ軽減されています
×本体が小さくなってキーが押しにくい
×見た目。iPhoneっぽすぎて逆に格好悪い
×操作性1:カーソルキーが通常とタッチ式の2つ付いており、場面によってはどちらかしか効かないなど操作に迷うこと多し
×操作性2:本体がClose状態かOpen状態かで動作が変るキーがいくつかあり、非常に混乱する

SHシリーズはその操作性の良さが売りだと思うのですが、SHシリーズ初のスライドオープン式ということもあり、操作系の洗練度がまだまだ低いように感じられます。
SHシリーズの場合、後継機種が出るたびに確実に進歩するので、今後に期待です。
デジ小物 | comments (0) | trackbacks (0)

Canon HF10

我が家のビデオカメラは8年前に購入したSONYのTRV900。3CCD搭載で発色も良く良いビデオなのだが、かなり重いしハイビジョン時代の今となっては画質も粗い。
奥さんが軽いビデオカメラを欲しがったこともあり、ハイビジョンビデオカメラのCanon HF10を購入することにした。

昨日手元に届いたので、曇天の中桜を眺めながら少し使ってみた。

ビデオの画質はさすがにハイビジョンで、撮影した映像を家のTVに写してみたところSD画質のTRV900とは比較にならないほどきれいであり、満足のいくレベルであった。
しかし、個人的にはHF10でどれぐらいきれいに「静止画」が撮れるかの方が気になっていた。
HF10は300万画素弱の静止画も撮れるので、それなりにきれいに撮れるのであれば、デジカメの代わりにも使えるかもしれないと期待しているのである。

今回HF10と比べるのは我が家のデジカメ FUJI FILMのF30。コンパクトデジカメの中ではちょっと大きめで600万画素相当。
大きな紙に印刷すればさすがに差が出るとは思うが、我が家では写真はL版に印刷することがほとんどなので、L版に印刷した仕上がりを比べてみることにした。

結果からいうと、L版に印刷するのであればHF10の静止画も十分に実用に耐えるレベルであった。
もちろん細かい部分の解像度(たとえば、看板の文字が読めるかとか髪の毛が一本一本識別できるか)では明らかにF30が上であった。
しかし色味に関してはF30が非常にあっさりしているのに比べ、HF10は赤みが強めで人の肌などは綺麗に見える。もっとも色味に関してはF30、HF10ともオートモードで撮影したので、人物モードなどを使えばまた違った結果になるかもしれない。
ちなみにHF10には撮影済の動画から静止画を切り出す機能もあり、この場合L版サイズ(非ワイド)に切り出すと150万画素相当になる。
こちらはさすがにL版への印刷でも見劣りがしたが、うまく静止画を撮ることが難しい動きの速いモノを撮るときには使えそうである。

一日使ってのHF10の○と×
 ○軽い。なんにせよ軽い。首から下げても楽々
 ○SDカード記録なのでHDD記録のビデオよりも衝撃に強そう
 ○オートレンズカバー。TRV900には無かったのでありがたい
 ×1時間ちょっとしかもたないバッテリ。標準バッテリ(BP-809)は非常に小さいので予備に一個買っても持ち歩くのが良さそう
 ×撮影後、メモリへの書き込みに時間がかかる。書き込み中は電源を切れない&オートレンズカバーが閉じないのでイライラする
 ×IEEE1394端子がない。PanasonicもSONYも2008年春モデルにはIEEE1394が付いていなかったので、時代の流れか?
 ×ワイド端が長い。35mm換算で43mm。ワイコン必須か?
 ×付属のビデオケーブルがD端子用。miniHDMI-HDMIケーブルもつけて欲しかった
 △暗いところ(屋内)での撮影は今後検証。(ノイズ、ビデオライト機能、ストロボ機能など)
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