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PDFを持ち歩く

iPhone用のPDF Reader「Good Reader」を購入した。
思ったよりも使い勝手がよいので、いくつかのファイルをPDF化して持ち歩くことにしてみた。

しかしファイルをPDF化するのには2つほど問題があった。

ひとつめは日本語ファイル名の問題。最近、PDF作成には「Bullzip PDF」を利用しているのだが、これは日本語ファイル名に対応していない。
Bullzipを使ってPDFを作ると、日本語のファイル名は「(?e?w.xls).pdf」のように文字化けしてしまうのだ。1つ2つのファイルであればファイル名を手入力するのだが、多数のファイルでそれを行うのはさすがにつらい。
「クセロPDF2」は日本語ファイル名に対応していたことを思い出し、ダウンロードしようとしたらなんと無償版が配布終了になっていた。

仕方なく片っ端からFreeのPDF Writer (「PDF reDirect v2」「PDF Creator」「Primo PDF」「qvPDF」の4つ)をインストールしてみたが、どれも日本語ファイル名はきちんと扱えなかった。

日本語ファイル名の問題は後回しにして、もうひとつの問題「一括変換の問題」を考えることにした。
だいたいのPDF WriterはPDF作成時にダイアログが表示されてファイルの保存パスなどを入力しなくてはならない。複数ファイルを一気に変換するときにはこれも面倒な作業である。

複数ファイルをドラッグ&ドロップで一気にPDF化できるソフトを使ったほうが断然楽である。クセロの「瞬簡PDF」を使いたいところだが、クセロPDFと同様に無償版の配布は終了している。

どうも今回の条件、「日本語ファイル名」「複数ファイルの一括変換」を解決するには「ソースネクスト いきなりPDF」「Justsystem JUST PDF」を使うしかないような雰囲気である。
どちらも有償ソフトだが2000〜3000円程度とさほど高くもないし、購入する方向に心は傾いた。

一応、最後のあがきで "日本語ファイル名 PDFライター" をググってみると「まるごとPDF」というフリーウェアが見つかった。なんだか良さそうである。「即刷★PDF」という別のフリーウェアとの組み合わせがお勧めらしいのであわせてダウンロードした。

ところが「即刷★PDF」を動かすにはPrimoPDFとGhostScriptが必要とのこと。
結局、まるごとPDFを使うには「まるごとPDF」+「即刷★PDF」+「PrimoPDF」+「GhostScript」と4つもフリーソフトをインストールしなくてはいけない。かなり面倒な作業である。
(実際には「まるごとPDF」は「PrimoPDF」にも対応しているので、使い勝手をちょっと犠牲にするなら「まるごとPDF」+「PrimoPDF」だけで済ませることも可能)

とはいえここまで来たら乗りかかった船である。ゴニョゴニョとそれらのソフトをインストール&セッティングしてみた。
結果、当初の目的をなんとかフリーウェアだけで達成できたのであるが、手間を考えたら「JUST PDF」を買った方が早かったかもしれない・・・

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